Vim Magazine 2016年09月号

[koron]

Vim Magazine 2016 年 9 月号のPRです。

2016/09/30 に以下を実施して、パッチなどの情報を追加 commit してからマージしてください。
2016/09/30 は花の金曜日です。作業忘れには注意しましょう。

また 9 月中に Vim 8.0 がリリースされた場合には、
下記のバッチの修正が必要になる可能性があります。
事前に準備したほうが良いでしょう。

ruby scripts/vimmagazinetools.rb generate --update scripts/vimmagazinestate.json >> _posts/vimmagazine/2016-09-30-vimmagazine.md

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資料

• 先月: 2016/08 号のPR

• 日本語と英語の間にスペースを空けるためのコマンド

  %s/[!-',0-~]\zs\ze[^ -~]\|[^ -~]\zs\ze[!-',0-~]/ /g
  

[h-east]

今月の新機能(1)
7.4.2296～7.4.2311

• 7.4.2298: ch_close_in()が追加されました。
• 7.4.2299: :exprと:cbufferでもQuickFixCmdPreイベントとQuickFixCmdPostイベントがトリガーされるようになりました。
• 7.4.2302: MS-Windowsのデフォルトinterfaceのバージョンが上がりました。(Active Perl 5.24, Python 3.5.2)
• 7.4.2304: timer callback内で自分自身のtimerをstop出来るようになりました。
• 7.4.2306: 'langremap'のデフォルト値が正しい値TRUEになりました。
• 7.4.2311: Appveyorの64 bit buildのPython3 interfaceがPython 3.5を使用するようになりました。

[h-east]

7.4.2302のRubyの件に関しては以下を参照下さい。( @k-takata さんフォローありがとうございます )

On twitter:

@k_takata patch 7.4.2302で質問です。vim/vim@f1b512a …
Could only make it work with Ruby 1.9.2.って何でしょう？というか$(RUBY_VER) > 19 って2.0.0以上なのでは？

@h_east 1.9.xでは、RUBY_PLATFORMにVCのバージョンは含むべきではなかったようです。で、Bramが1.9.2より新しいバージョンでビルドできていないのは再チャレンジしてくれるようです。 https://groups.google.com/d/msg/vim_dev/OqILw-UsnYo/lmRbqjBVCQAJ …

で、どう記述するのがbetterなのだろう。。

[k-takata]

公式インストーラは、実のところ、Vim 7.4からずっとRubyは動いていませんから…。
Ruby 1.9.2のAPIバージョンは1.9.1なのですが、Vim 7.3.639で1.9.2を指定するようになってしまったせいで、DLL名が間違っているのです。
なので、Rubyについてはなかったことにしておくのが良いかと（ぉぃ

あと、bigvim.bat は、あくまで Bram がビルドに使っているバッチなだけであって、私みたいに別のバッチを用意して使っている人には何の関係もないですけどね。ちなみに Make_mvc.mak で指定されているデフォルトバージョンはPerl 5.6とか、Python 2.2とか、Ruby 1.8とか、どれも化石ばかりですｗ

[h-east]

なので、Rubyについてはなかったことにしておくのが良いかと（ぉぃ

そのように修正させていただきました（ぉ

[h-east]

今月の新機能(2)
7.4.2312～7.4.2330

• 7.4.2314: 現在のaugroupをaugroup!で削除しようとするとエラー(E936)になるようになりました。
• 7.4.2319: Vim scriptグローバル変数skip_defaults_vimが定義されている場合はdefaults.vimを読み込まないようになりました。

[k-takata]

公式インストーラのif_rubyのバージョンは、7.4.2340から2.2になりました。
gvim74y.exeで、RubyInstaller 2.2が動作することを確認しました。
ついでに、Windows版のビルド方法も少し変更になりました。
今までは、RUBY_VER_LONGにRubyのAPIバージョンを(長い形式で)指定していたのですが、混乱を避けるためRUBY_API_VER_LONGに変更になりました。(互換性のため、RUBY_VER_LONGもそのまま使えますが。)

[koron]

今月の新機能 をココまでキャッチアップしました。 (2319 or 2340)

[h-east]

今月の新機能(3)
7.4.2331～7.4.2367

• 7.4.2340: Windows 向け公式インストーラーの対応 Ruby バージョンが 2.2 になりました。

手遅れだけど書くだけ書いとく。

[koron]

8.0 リリース以後のパッチは 0017 まで新機能ではない、ということで良いですかね?

[h-east]

今月の新機能(4)
8.0.0001～8.0.0019

8.0.0015: ch_status()に第2引数{options}が追加されました。{options}には{'part': 'out'}や{'part': 'err'}を指定出来ます。ch_read()の引数{options}も同様に{'part': 'out'}を指定出来るようになりました。
8.0.0017: getqflist(), getloclist()の引数{what}に{'nr': 0}を指定するとカレントquickfix/location listの情報のみを取得できるようになりました。

@koron これでよろしく👍

[koron]

間もなく最終編集を始めます。

[h-east]

8.0.0001～8.0.0019

範囲だけ変えました。

[koron]

preview is available at here

[koron]

publish します～

[k-takata]

7.4.2299: :exprと:cbufferでもQuickFixCmdPreイベントとQuickFixCmdPostイベントがトリガーされるようになりました。

「:cexprや:cbufferなどでも…」とするのがよさそう。
実際には、:{c,l}{,add,get}{expr,buffer} の 2x3x2 = 12コマンドで使えるようになったようです。

[k-takata]

直しておきました。（本体の version8.txt も直すべきかな。）

[h-east]

@k-takata フォローありがとうございます。Solution:の, etc.を見落としていました。

（本体の version8.txt も直すべきかな。）

本家はもともと , etc. 付いているから大丈夫じゃないでしょうか？

[k-takata]

:expr ではなく :cexpr (または :lexpr) ですので。

[h-east]

@k-takata ああーっ:+1:

[k-takata]

version8.txt は直ってました。